静岡県富士市にある心療内科・神経科クリニック
静岡県富士市にある心療内科・神経科医院
内容  こんなときに  よくある質問  場所のご案内  院長プロフィール  HOME

 

よくある質問にお答えします

Q心療内科は神経内科や脳外科とはちがうのですか?
神経内科は、脳梗塞、神経麻痺などの脳や脊髄、末梢神経の病気を診るところです。脳外科は脳腫瘍や頭の怪我(頭部外傷)の治療(手術など)をするところです。 それに対して心療内科はストレスなどで生じた「こころの病気」を診るところです。
Qよく言われる、「こころの病」とはどういう病気をさすのですか?
こころの病とは正しい医学用語ではなく、マスコミを中心に巷ではやっている言葉です。非精神病圏の軽い精神疾患を指していることが多いように見えますが、重い障害にも使われることもあります。
さいきんでは「精神」という言葉を避け、「こころ」という言葉が好んで用いられ傾向があります。
Q健康保険を使うと会社にわかってしまうのでわざわざ自費で受診している人がいますが、意味があるのでしょうか。
意味がありません。保険診療の場合、自己負担分は患者さん自身が窓口で支払い、残りを社会保険診療報酬支払基金に請求し、そこで審査が行われ決定すると健康保険組合に通知がいきます。しかし、それらの業務に直接かかわる人たちは厳正な守秘義務が課せられており、またそんなひまなどなく、個人の情報が会社の人事課などに漏れて不利な扱いを受けたなどと言う話は聞いたことがありません。
Q安定剤とは何ですか。
精神安定剤ともいいます。脳に直接作用し、精神状態に変化をもたらす薬を総称してこう呼びます。広く漠然とした概念で、向精神薬と同じ意味で使われていましたが、今日では抗不安薬のことを指しており、医学的にはあまり使われなくなってきました。抗不安薬には、デパス、ワイパックス、ソラナックスのような不安・緊張を和らげる薬があります。
Qカウンセリングを希望する人が増えていますが、どこに行けばよいのですか?
一般の人が「カウンセリング」という時、使う人によって微妙にニュアンスが違います。ただ時間をかけてゆっくり患者の話を聞いてもらいたいというレベルのものから、治療的な色彩の強いものまでいろいろです。こころの病を診る診療科、つまり心療内科・神経科・ならどこでも可能です。心理カウンセラーが、カウンセリングを専門に行っているところもあります。その場合、医療機関ではないので保険は使えません。自分に合うところを探してみましょう。
Q抗うつ剤を服用するとうつ病の人が元気になると言いますが、普通の人が飲んでも元気になるのでしょうか。
うつ状態、うつ病の人が抗うつ剤を服用すると、うつの症状が改善し、その結果もとのようになります。しかしうつでない人が服用してもそれ以上元気になることはありません。
Q睡眠障害とは具体的にどのようなものをいうのですか。
寝ようと思ってもなかなか寝つけない(入眠困難)、一度寝ついても途中で起きてしまう(中途覚醒 )、あるいは眠りが浅くてよく寝た感じがしない(熟眠障害)、朝早く目が覚めてしまい、その後眠れない(早朝覚醒)といったタイプがあります。
Q睡眠薬は怖いというイメージがありますが。
呼吸抑制があり、沢山服用して自殺に使われたバルビツール系の薬剤を使用していたことがあります。この頃の暗いイメージを引きずっている人がいます。今は使われておりません。それから、薬物依存にならないかという不安のある人がいます。むしろ日本酒換算で数合の習慣飲酒が長く続いた場合などにアルコール依存症になる方が怖いと思います。正しく使用すれば心配ありません。

みなさまの参考になればと思います。資料として、富士見メンタルクリニックの里村先生のHPより(私の親類になります)ご教示いただきました。

 

内容  こんなときに  よくある質問  場所のご案内  院長プロフィール  HOME
静岡県富士市 心療内科・神経科 中央公園クリニック Copyrigt(C)2005 Chuo Kouen Clinic All Rights Reserved.